理事会・監事会

• Teemuさんは、Silleさんが編集したMyData Globalのブランドガイドライン（Branding Guidelines of MyData Global）案を紹介しました。当ガイドライン案では、「MyData Global」のロゴを含む知財をMyDataのメンバー、各国のハブや他のコミュニティが利用する際のルールを検討しています。誰がどのようにMyDataのブランドを利用するとよいのか。意見をお聞かせください。
  

• Jogiさんは、ハブの内部規則に加えて、テーマ別グループに関する規則の作成が進行中であることを理事会に伝えました。
  Jogiさんによると、当該規則のポイントは、各テーマ別グループが策定する憲章（charter）に各グループのスコープおよび、グループに付与する権限を記載すること、および理事会がその憲章を承認することだそうです。

• Teemuさんは、MyData Globalへの小額寄付用の口座開設が、Holvi Payment Servicesにより承認された、という情報をシェアしました。寄附口座の国際銀行口座番号（IBAN）は「FI17 7997 7999 7388 21」です（銀行および支店の銀行識別コード[BIC]は HOLVFIHH）。
  なお、今回の募金期間は3カ月間、寄付口座の上限は総額1万EUROまでです。寄付を歓迎致します！

• Jogiさんは、2020年から2022年までのMyData Global Strategyに関するドキュメントをまとめています。ベースはTeemuさんが記したstrategy blog postです。中長期的なストラテジーと変革の理論（Theory of Change）に基づく目下の章立て（仮）は次の通りです。

  1. Purpose and Vision — the Why（目的とビジョン -なぜ取り組むのか）
     
  2. Core activities and impact areas（主たる活動とインパクトを与える分野）
  3. Brand and Organisation — the Solid Base（ブランドと組織 -強固な基盤）
  4. Our Theory of Change（私たちの変革の理論）
     
  5. Internal Areas: Funding and Org Dev（財政的な自立と体制づくり）
     
  6. What we won't do 2020-2022（2020年-2022年に行わないこと）
     ＊主たる活動と分野に挙げられているのは次の4つ、すなわちコミュニティをつなぐ場としてのMyData Events、人材（Thought Leadership）を育成するMyData Academy、MyDataにふさわしいサービスやソリューションを生み出すMyData Ecosystems、およびリーチを広げるMyData Publications、です。

コミュニティ

• Common Endpointsのweb会議 が5月20日水曜日に行われました。データ共有（シェアリング）の原則および、それが次期v2.0にどのように含まれるか、について話し合われました。 会議メモはこちらからどうぞ。

• MyData Globalの資金調達に関するweb会議が5月20日水曜日に行われました。 会議メモはこちらです。

• MyData vs COVID19 web会議 #7 が5月21日木曜日に行われました。動画はこちらです。

• Design web会議 が5月22日金曜日に行われ、コロナデータデザインツールキットについて話し合われました。その記録はMiro (whiteboard) とTrello をご覧ください。

• Teemuさんは、MyData Globalの資金調達の方策やアイデアを練るために、これからの2カ月程度の間にどのような貢献ならば可能か、と皆さんに尋ねる数項目の投票アプリを作成しました。ぜひ、投票してください。

• Silleさんは、コミュニティハブおよび法人格を有するハブ（MyData Japanはこちら）を含む、各地域のローカルハブの内部規則についての提案に対する皆さんのレビューを求めています。

  1. 5月25日（月）日本時間午後4時から5時
  2. 5月27日（水）日本時間午前零時から1時
     ＊上記GoogleDocsに、ご意見あれば気兼ねなくコメントしてください、とSilleさんはSlackに記しています。MyData GlobalとMyData Japanの関係や位置付けにも関わる内容です。ご一読ならびにコメントをお願い致します。

• Silleさんは、ブラジル（ローカルハブ）がポルトガル語版 MyData-Operators 白書を作成したことをお知らせしました。

#coronadata MyDataは、COVID19パンデミックへのデジタル対応を積極的に推進しています。

• Karolinaさんは、MyData vs Covid19 web会議の前回5月21日の会議記録をシェアしました。次回は6月4日木曜日10pmJST（3pmCEST）に行われます。次回の参加登録はこちらから。

• Andreさんは、（真偽のほどについての論争は承知の上で）COVID-19の免疫獲得に関する証明（Proof of Immunity by Exposure）を迅速かつ簡単に実行する目的で開発中の、SSI（Self-Sovereign Identity）クレデンシャルを利用した試作ツールの情報をシェアしました。

• Johnさんは、Elizabeth RenierisさんとDr. Sherri Bucherさん、Christian Smithさん共著による 「The Dangers of Blockchain-Enabled “Immunity Passports” for COVID-19」（法律、公衆衛生、技術の観点に基づく、ブロックチェーンを用いた免疫パスポートの危険性）に関するブログ記事をシェアしました。

• Katherineさんは、自ら執筆した「Ethical Design Recommendations for COVID-19 Visualizations」（COVID-19の視覚化に関する倫理的設計の推奨事項）をシェア しました。

• Christophさんは、不平等の拡大を指摘したブログ投稿 「Tale of Two Cities: wealthy and tech workers stay at home while poor front-line essential workers risk their lives」 （2つの市を巡る話：裕福またはハイテク分野の労働者は家にとどまり、第一線で働く貧しい労働者は命を危険にさらす）をシェアしました。

• Marjaさんは、EU Joint Actions - European Health Data Space EHDSに関する情報をシェアしました。これは、欧州委員会の消費者・健康・農業及び食料執行局（Consumers, Health, Agriculture and Food Executive Agency:CHAFEA）に関するもの。Annual Work Programme 2020 (AWP 2020)に基づく、COVID-19に対するEUの共同活動の一環で、加盟諸国には活動に参画する関係当局を指名するように招待がなされています。締切は2020年5月28日に延長されています。